わたしの天幕は破れ、綱はことごとく切れ、 子どもたちはわたしを捨てて行って、いなくなった。 もはやわたしの天幕を張る者はなく、 幕を掛ける者もない。
破壊に次ぐに破壊があり、 全地は荒され、 わたしの天幕はにわかに破られ、 わたしの幕はたちまち破られた。
主はこう仰せられる、 「嘆き悲しみ、いたく泣く声がラマで聞える。 ラケルがその子らのために嘆くのである。 子らがもはやいないので、 彼女はその子らのことで慰められるのを願わない」。
「あなたの天幕の場所を広くし、 あなたのすまいの幕を張りひろげ、 惜しむことなく、あなたの綱を長くし、 あなたの杭を強固にせよ。
そのあだはかしらとなり、その敵は栄えている。 そのとがが多いので、 主がこれを悩まされたからである。 その幼な子たちは捕われて、あだの前に行った。
わたしはわが言葉をあなたの口におき、 わが手の陰にあなたを隠した。 こうして、わたしは天をのべ、地の基をすえ、 シオンにむかって、あなたはわが民であると言う」。
悪しき者は倒されて、うせ去る、 正しい人の家は堅く立つ。
わたしを見る者の目は、 かさねてわたしを見ることがなく、 あなたがわたしに目を向けられても、 わたしはいない。
その産んだもろもろの子のなかに、 自分を導く者なく、 その育てたもろもろの子のなかに、 自分の手をとる者がない。
わが民の女たちをその楽しい家から追い出し、 その子どもから、わが栄えをとこしえに奪う。
主は言われる、 わたしはあなたの健康を回復させ、 あなたの傷をいやす。 それは、人があなたを捨てられた者とよび、 『だれも心に留めないシオン』というからである。